育休建築士のブログ

フリーランスの一級建築士です!

注文住宅は ワガママ施主になった方がいい

こんにちは、ハルです!

 

仕事は一級建築士として、設計をしていて、

育休中の今、マイホームの建築を計画しています

 

設計事務所に正式に依頼する前から、自分でCADで図面描いたりして、かなり張り切っております


でも、こういう、建築のことわかってます!みたいな施主って設計&施工側からすると、なかなかややこしいお客さまだったりもします

 

ややこしいとは言いましたが、設計の仕事をする者として一言!
絶対に、ワガママな施主になった方がいい

 

わからないから、プロにお任せします、なんて言ってたら、ほんとに都合よくされてしまう!!

 

とはいえ、

面倒とは言っても、要望を伝えるにはタイミングが大事!

一通りの設計作業が終わった後に、

やっぱり、、、そもそも、、、

みたいな変更を言われると、振り出しに戻るし、設計者も人なので、萎えてしまいます

 

初期にしっかり要望を伝えて、一旦設計者に託す!

これがいいと思います!

 

こんな暮らしがしたい、

リビングでこんな風に過ごす時間が好き、

みたいな、ハードではなくソフトの要望が大事だと思います

 

逆に、建築の知識があまりない施主が、

自分たちの要望を詰め込んだ間取りを自分で考えたり、ハード面の要望を出しすぎない方がいいです

 

例えば、

リビングで家族団欒する時間を大切にしている

→リビングは広くしたい

→リビングは20畳以上確保してほしい!

みたいな感じで、

<リビングで快適に過ごす>ための手法を、

<20畳以上>と結論づけてしまうようなのは良くないです

 

リビングで快適に過ごすための手法は、色々あると思うので、その手法に関してはどうするのがベストか、一旦プロに任せてほしい

 

しっかりと要望を伝えた結果、

思ったのとかけ離れた提案が出てきたとしたら、
残念ながらその方にはお任せしない方がいいのではないかな、と個人的には思います

 

冷たいですかね、、

でも、いいなって思う感覚って、論理的には言い尽くせないと思うので、、

 

せっかく大金をはたいて手に入れるマイホームなので、

みーんな、その人なりに満足なものにしたいですね!